ジーコとプラティニは中学時代サッカー部員だった私のアイドルでした。バスケファンで言うなら、さしづめマイケル・ジョーダンとラリー・バードといったところでしょう。
あれ?この例え、思ったほど伝わらないですね(笑)
91年に住友金属に来た時には本当に信じられなかったです。
Jリーグ発足を控えていたとはいえ、世界のサッカー史に名を刻む伝説のプレイヤーが、アマチュア選手に混じって芝のない土のグラウンドでの練習を余儀なくされるようなサッカー後進国へ来るわけですから。
よく覚えていますが、当時の新聞の扱いなんて写真すらない極めて小さいものでした。次の日学校へ行っても周りにはジーコが来るってよ!なんて語れる友人もいませんでしたし。
以来15年、鹿島アントラーズのみにとどまらず、最終的には代表監督としてワールドカップの指揮をとるに至るまで日本サッカーを牽引し続けてくれたわけですから、その功労は推して知るべし!でしょう。長い間本当にありがとう!
さて”Zico(やせっぽちの意味)”はここらでさておき、今のブラジル代表はこの人”Ronaldo(リアルにふとっちょ)”の話題に事欠きませんね。
昨日のニッカンの記事では”不動”のストライカーと評していました。守備もしない、クロスもあげない、ただひたすらゴール前中央のへばりついて得点機を待つ”不動”のスタイルという訳です。一応は褒めてる内容(笑)で、前最多得点記録者だったミュラーもこういったタイプだそうです。
今の日本にはこの手の生粋のストライカーと言えるような選手は皆無ですね。前線からの守備もこなすし、スペースがあればきちんとサイドに流れクロスもあげる、みんな真面目ですからね。しかし時に”不真面目”やら”不動”やらのレッテルを貼られる危険なFWが存在していて欲しいものです。
平山なんかが突然変異したら面白いですよね、高さもあるし。これを”不動”のトップに据えて、両側に玉田とか田中達みたいな飛び出し得意のシャドーを置けば日本の攻撃陣も面白いんじゃないすか?バルサ顔負けのワントップ・ツーシャドウ。
あれ?これ本当に面白いね。ちょっとウイイレで試してみますか!
うまくいったら川淵キャプテン、あれですよ。オシムなんてジェフに置いといてオレと交渉しなきゃ。