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ステップレース菊花賞の過去13年の連対馬について、前走着順に即して分類すると次のようになる。
・【
神戸新聞杯】(G2):11頭
1着(2頭)-2着(1頭)-3着(3頭)-4着以下(5頭)
・【
セントライト記念】(G2):4頭
1着(0頭)-2着(3頭)-3着(0頭)-4着以下(1頭)
・【
京都新聞杯】(G2):5頭
1着(3頭)-2着(1頭)-3着(1頭)-4着以下(0頭)
・
重賞(古馬混合、芝2000m以上):4頭
1着(1頭)-2着(0頭)-3着(2頭)-4着以下(1頭)
・
条件戦(芝2400m以上):2頭
1着(1頭)-2着(0頭)-3着(1頭)-4着以下(0頭)
西のトライアルである【神戸新聞杯】から最多の11頭。一昨年から2400mに。
勝ち馬を含めたいずれの馬も前々走で連対あるいはG1出走実績。
東のトライアルである【セントライト記念】からは4頭。
こちらは2着馬が3頭、4着馬が1頭いるもののなぜか勝ち馬の連対はない。
本競争で4着以内に好走し、かつ前々走で連対あるいはG1出走。
1999年までトライアルとして確固たる位置づけにあった【京都新聞杯】から5頭。
しかし2000年以降その代替となる競争は設けられておらず、検証する必要性はないものとする。
芝2000m以上の古馬混合重賞から4頭。
重賞とはいえ、実績的には【京都大賞典】から3頭【札幌記念】から1頭と限定的。【京都大賞典】ならば3着以内、【札幌記念】ならば着順不問ではあるものの京都芝2000m以上での重賞勝ち実績が必要。
芝2400m以上の条件戦から2頭。いずれも前走を3着以内かつ同距離での勝利実績が必要。
芝2000m未満のレースあるいはダート戦からは連対馬はおろか3着も皆無である。
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休養馬最も間隔があったのは02年2着ファストタテヤマで、前走の札幌記念から9週間。
3ヶ月以上の休養明けは実績がない。
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近走成績前2走続けて連対を外していた9頭。
このうち、前走重賞5着以内かつダービー出走歴のある馬は5頭。
京都芝のOP以上で勝ち鞍がありかつダービー出走歴のある馬は2頭。
残ったのは01年2着マイネルデスポットで、京都芝2000m以上に関して前走3着かつ勝利実績。
■芝[
2000m以上]実績
芝2000m以上で未勝利だったのは09年2着フローテーション、07年優勝馬アサクサキングスの2頭。いずれも京都芝のOP以上で勝ち鞍がありかつ重賞連対実績がある。
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京都芝コース実績3走以上の出走経験があれば連対実績は必須。
3走以上で連対歴がなければ3着もない。
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重賞成績3走以上の出走経験があれば連対実績は必須。3走以上で連対歴がなければ3着もない。
また、未経験だったのは01年2着マイネルデスポット1頭のみ。同馬は京都芝2000m以上の条件で、前走3着かつ優勝実績がある
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第69回菊花賞(G1)の消去結果◇
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第68回菊花賞(G1)の消去結果◇
第69回は4頭残しで1・3着、第68回は5頭残ってかすりもせず。。。今年こそ!!